給水管改修の必要性

image04

給水管は水を入居者に供給するための役割を持っています。この給水管が老朽化すると漏水や赤水の発生が心配されるほか、ポンプ設備、受水槽、高架水槽などにダメージを与えてしまうおそれもあります。なお給水管の耐用年数は通常15年から25年です。定期的な点検やメンテナンスを欠かさずに行ってください。

更生工事(ライニング工法)

img01

更生工事(ライニング工法)とは、給水管の錆などを撤去した後、内部にエポキシ塗料を塗布し皮膜を作る工事のことです。更生工事は錆などを取り除き給水管の寿命を延ばすだけでなく、エポキシ塗料によりできた皮膜による防錆効果と耐久性の向上が期待できます。
比較的施工日数が短いということも更生工事の大きな特徴です。給水管の老朽化や故障のおそれがある場合は業者に相談するなどして、この更生工事(ライニング工法)で修理できるかどうかを確認してみましょう。

施工前

■パイプ内には、驚くほど錆や水垢が付着しています。

■放置していると、腐食は進み、赤水発生や漏水につながります。

キャプチャ1

施工中

■研磨剤により、錆などの付着物を完全に取り除きます。

更生工事(ライニング工法)

施工後

■高品質のエポキシ塗料が、パイプ内に強力な皮膜を形成します。

■皮膜がパイプの耐久性を高め、錆の再発生を防ぎます。

更生工事(ライニング工法)

排水管・排水設備の必要性

image05

排水管は汚水や雑排水、雨水などが通る配管です。この排水管が劣化すると、排水が溢れたり、漏水等のおそれがあります。
排水管の耐用年数は通常15年から25年です。寿命を延ばすためにも、定期的な点検やメンテナンス、清掃を欠かさずに行ってください。

メンテナンスをしないとどうなるの?

前述の通り、定期的な点検やメンテナンスを怠り排水管が劣化してしまうと、排水などが溢れ出してしまいます。
また、それに際して汚物から発せられる異臭やポンプの故障、排水管の腐食も考えられます。これらは入居者の生活に関わる問題ですので、早めに対応していくことが大事です。

排水管を清掃する理由

排水管に食物のカス、油脂、毛髪、繊維などの汚れが蓄積されていくことで内部が徐々に細くなり、次第に排水不良や悪臭が引き起こされてしまいます。
このような問題を回避するためにも、排水管は定期的に清掃するようにしましょう。また排水管を清掃することは前述の問題を防止できると同時に、排水管自体の寿命を延ばすことにもつながります。